2017年2月26日日曜日

上棟式!(2017/02/26)

 とうとうやって来ました上棟式


 打ち合わせの際に予定していたとおりに工事が進み、無事この日を迎えることができました。


<上棟式後の現場・2017/02/26>





 私は前日、泊まり込みの仕事でした。
 普通はゆっくり眠れる仕事なのですが、この日に限って夜通し仕事が押し寄せてきました。。。


 ほぼ寝れずに迎えた当日朝、8時に仕事場を離れて朝マックでドライブスルー。
 実験の作業をササッと済ませて、朝早くから作業が始まっている現場へ。

 餅と一緒に配るお菓子と、作業員さん用のお茶を1階に下ろしておきました。

 少し棟梁さんと工務店社長さんと打ち合わせ(別記事)を済ませて自宅へ。



 自宅では宿題を終えた子供達が、準備を進める妻の周りで好き勝手に遊んでいました。


「子供達をどっか連れてって……。」


 妻の悲痛な叫びがあり、一番上の長男と三番目の次男を連れて再度建築現場へ向かいました。


 こういう時こそでしょう!?と、久しぶりにドローン撮影に挑みました。

 現場に着いてみて、まずは地上から一枚パチリ。

<地上から南面・2017/02/26>


 こっからお墓の方へ移動し、ドローンを飛ばす準備開始。

 まずはJXD509Gを久しぶりに飛ばしてみましたが、また挙動が不安定になり、撮影のさの字にもならないうちに墜落。飛ばせなくなりました……。

 ってことで、Hubsan H502Sでゆっくりと撮影を行いました。
 それがこちら。

<南面正面・Hubsan502Sより・2017/02/26>

 南面に広がるお墓から発進。
 現場やお隣さんの迷惑にならないよう、お墓の上に限らせて飛ばしてみました。

 まずは浮き上がって南面正面から。
 LDKと一体になったウッドデッキが南北に突き抜けているのがわかります。


<南面やや西側から・Hubsan H502Sより・2017/02/26>

 少し斜めに振ると南面の凹凸が見えてきます。

<南東遠景・Hubsan H502S・2017/02/26>

 少し高く上げて通り全体を見える位置に来ました。
 建物の大きさは通りの中で大きくもなく、小さくもなく、といったところでしょうか。

<やや南西から遠景・Hubsan H502S・2017/02/26>

 少し西に振ってみました。
 うん、やっぱりサイズは通りにマッチしていますね。



<南正面やや高度を上げて・Hubsan H502S・2017/02/26>

 正面から屋根上が見える面まで上昇してみました。
 作業員さんがほぼ総出で天井断熱パネルを敷き詰めているのがわかります。

<南西から屋根面・Hubsan H502S・2017/02/26>

 クレーンでパネルを下ろしています。
 だいぶパネルが貼られて参りました。

<南正面より屋根を望む・Hubsan H502S・2017/02/26>

 ほぼパネルが貼り終えています。
 ここまではっきりと屋根を観察できるのはドローンのおかげですね。
 Hubsan H502Sは一貫して安定した挙動でした。



 さて、ドローン撮影に時間を取られて、昼弁当を受け取りにいく時間が少し遅れました。

 とんかつ屋さんでお弁当を受け取り、再度現場に行き大工さん達へお弁当を配布しました。
 両隣と警備員さんにもお弁当を1つずつ届け、自宅へ。



 自宅へ帰ると、お互いの両親が既に到着していました。

 すぐに弁当を配置し、皆でランチタイム。


 少し話をして、15時過ぎに妻の両親と共に現場へ。

 妻は夕方の弁当と餅を受け取りにお店へ。
 私は現場で義父から建築知識の講義を受けておりました。

 例えばこれ、、、


<屋根の留め具・南面・2017/02/26>

 屋根の留め具ですね。
 以前は木材に食い込ませて固定していたようですが、熊本に台風が来た折に、屋根がたくさん吹っ飛んでいったそう。
 それ以降、木材に釘に固定することにしたそうです。
 いつぞやの劇的ビフォーアフターでもやってた気がします。

 今は釘を打ち込む前のだらーんとした状態です。



<屋根の作業終了・2017/02/26>

 そうこうしているうちに、屋根の作業がほぼ終了したようです。
 義父と話している間は、木くずが粉雪のように降ってきて汚れたので、皆で北面へ移動しました。

<ノボリを上げる棟梁・2017/02/26>

 17時が近付いてくると、少しずつ招待していた家族が到着し始めました。
 我々が北面で、到着した家族の接客している間に、南面ではノボリが上げられていました。


 皆さんが少しずつ集まってきました。
 子供のいるご家庭ばかりだったので、子供が大量に集まって、お墓には似合わぬ賑やかさになりました。

<少しずつ集まってくる家族達・2017/02/26>

少しずつ集まってくる間、我々はお菓子やお餅を3階に上げ、3階のベランダに配布物を配置しました。

 荷物をあげる作業は、大工さん達があっという間にやってしまいました。
 これが事前に一番心配していた作業だったので、プロの手を借りることができて大いに安心しました。

 お菓子を配置する際に、思った以上にお菓子をばらすのが大変で、工務店の社長さんと私二人でバタバタと広げました。

<準備が終わった現場・2017/02/26>

 何とか17時直前に準備が完了し、一安心。

 17時のチャイムと共に、大工さん達、工務店社長さん、両祖父、長男、妻で、日本酒で乾杯。

 おもむろに餅撒きを始めました。


 お菓子は2万円分。
 お餅は7升分(お餅2個入りが240袋)。
 5円玉100枚、50円玉50枚。


 15分ほどで配布終了。

 すごい盛り上がりでした。

 お菓子が多かったのが幸いしたようで、皆袋いっぱいに拾ったものを入れて笑顔があふれていました。
 事前に配布したビニールの買い物袋も、「心配りが素晴らしい。」と皆さんに大好評でした!


 撒き終わった後、私が代表で挨拶し、上棟式を終了しました。


 みなさん、終わった後も少しの間現場に残ってくれて、一言ずつご挨拶していただき、帰路につかれました。

 ありがたかったです。


 最後、作業員さん達に夕方のお弁当を配布し、お祝儀をひとりずつ渡し、記念撮影して終了でした。
 お祝儀が一つ多かったので、これから現場担当してくれる若いお兄さんに追加でそれを渡す、という珍事もありました。


 皆笑顔、皆幸せな素敵な上棟式でした!

 ご協力下さった大工さん。
 さっとマネジメントしてくれた工務店社長さん。
 忙しい中駆けつけてくれた御家族の方々。
 遠くから来てくれた両親。
 小さい子供達の世話をしてくれた姪御達。

 皆に感謝です!

 明日からまた現場作業が進みます。
 来週はコンセントの位置確認を行う予定です。


<上棟を終えた北面・2017/02/26>




 最後に、撮影を頑張ってくれていた工務店社長をうちの長男が逆激写した、ナイスな写真を載せて終わりにします!


<ネクタイの位置がナイスな工務店社長・2017/02/26>

アクセラ走行距離10万km達成!!

 働き始めた年に購入したマツダスピードアクセラ。

 今ではすっかり旧式になっていますが、どの新モデルよりもこの初代アクセラのデザインが好きです。


 今年で11年目。


 1ヶ月前からその瞬間を逃すまいと注意していたのですが、危なかった!!

 ゾロ目になっていたのに気づいて緊急停車!!
 通りの多いところだったのでヒヤヒヤものでしたが、長崎大学本学の正面玄関に止めてパシャリ。


<ゾロ目!>

 そこから発進して走ること50m。

 すぐに10万㎞に到達しました!


<10万キロ達成!>

 長崎大学前のバス停に駐めて撮影しました。

 再々発進してしばらくいくと、信号停車があったのでまたパシャリ。

<10万㎞その2>

 記念すべき10万㎞は、上棟式の弁当を受け取りに行く途中の長崎大学前通過中でした。

 10万㎞に達すると中古としての価値が下がると言われていますが……。



 いいんです!!



 乗りつぶすのです!!




 電気自動車が社会に普及するその日まで。
 乗りつぶしますよ〜。


 次はテスラを狙っています!

現場と設計図

 上棟式前日の泊まり込み中に、現場で撮影した写真を見返して(・∀・)ニヤニヤしていました。

 そこでふと気づいてしまいました……。
 設計図と違う箇所を……。



☆その1

 まずは現場の写真から。


<2階北面現場写真>

 赤○で囲んだ2本の柱が??です。

 実際の設計図がこちら。

<2階北面設計図>

 赤丸で囲んだ箇所に柱がありません。。。


 さらにもう1箇所。

☆その2

<2階南面設計図>

 赤い○で囲った部分の柱が足りません。

 実際の設計図はこちら。

<2階南面設計図>

 柱の位置は正しいのですが本数が足りません。


 上棟式当日の朝、慌てて工務店の社長さんにTELしたところ、現場で一緒に確認して欲しいとのこと。

 泊まり込み明けの早朝に、棟梁さんと社長さんと現場で話し合いを行いました。

 棟梁さんの話では、サッシのサイズに合わせて、勝手に判断してしまったとのこと。。。


 会談後、妻と話し合ってみましたが、設計図面通りに仕上げ直してもらうことにしました。
 特にその1の部分に関しては、初期提案して下さった中村先生がこだわって下さっていた箇所ですし。


 その2の部分は、足りない柱を足すだけで事が済みますが、その1の部分は、柱を切り直して追加しなければいけません。



 色んな部署が関わることで、部署間の正確な伝達がうまく行っていなかった一例でした。

 棟梁さんがシュンとしてしまって大変申し訳なかったのですが、「しっかりやり直しますから。」と心強い一言をいただきました。


 変更することで柱の強度が変わってくるかもしれませんが、やっちまったものは性が無いですね。。。


 オリジナル設計ではこのようなことが発生するものなんですね。

 今後も注意しながら現場観察と設計図面の照らし合わせが自分たちで必要と思いました。


 現場の方々には申し訳ないのですが、何よりしっかり作っていただくことが大事だと思いますので、安易な妥協はしないようにしたいと思います!

2017年2月25日土曜日

スラブおよび木造基礎完成と上棟開始!(2017/02/20-25)

 激動の一週間でした。


 スラブコンクリートが流し込まれ、翌日木造基礎造成がスタートした先週。
 コンクリートが固まるまでの間、週末から月曜にかけて、作業はコンクリ固めのため中断していました。

 そして迎えた21日火曜日
 スラブコンクリートが流し込まれてから1週間、スラブの型枠外しがスタートしました。


<スラブおよび木造基礎型枠外し開始!(2017/02/21)>

 水たまりの残る中作業が開始されました。


<西側隣地との境界(2017/02/21)>

 西隣の境界線上では、隣地の領地を侵すことのないよう、工務店さんに念を入れておきました。

<スラブ天井枠外し・2017/02/21>

 同時に1階ではスラブ天井の型枠外しが行われていました。
 You tubeでは豪華に落とされていましたが、やや慎重に、音を立てないよう注意しながら外されていました。


 翌22日水曜日


<型枠の外れた2階木造基礎・2017/02/22>

 木造基礎の型枠は全て取り除かれて、きれいな基礎面を残すだけとなりました。

<スラブ天井 before(2017/02/22)>

 1階のスラブ天井は、元がこちら。
 これを外されて、、、

<スラブ天井 after(2017/02/22>

 きれいなコンクリート面が姿を現しました。
 強度が欲しいと思われる南面の端や、ベランダ、2階駐車場面はまだ型枠が残されていました。
 急いで取る必要も無い、という判断でしょうか。


 続く23日木曜日
 この日から木工事の大工さん達が現場に初めて入りました。


<木材搬入開始!(2017/02/23)>

 朝方妻が現場に行くと、大量の木材が搬入されていたようです。
 これから嫌という程木材を見ることになるのでしょうが、鉄とコンクリートばかりだったこれまでの作業を見ている我々には新鮮な材料に見えました。


<北側から(2017/02/23)>

 いつもの北側から面は、スラブコンクリートの断面が姿を現しました。

 仕事を終えて夜、私が現場に立ち寄ると……

<北面・仕事帰りの大工さん達(2017/02/23)>

 丁度大工さん達が仕事を終えて車を出すところでした。
 日暮れ時までお疲れさまです。。。

<北面・初駐車!!(2017/02/23)>

 車庫が開いたので、初めて鉄骨の下に車を停めてみました。
 なかなかガレージ感があって良い感じです。

<南面道路から・2017/02/23>

 歩いて南面道路へ移動し、東側から近寄ってみると、何やら高い足場が建てられていました。

<南面より(2017/02/23)>

 近付いてみると、何やらこれまでとは違った、異質な雰囲気を感じます……。


<LDK床下完成(2017/02/23)>

 なんと既に木工事が開始され、既に2階LDKの床下が完成していました。
 近寄ってみると……

<LDK床下(2017/02/23)>

 トゥルットゥルに綺麗な床下面が貼られていました。
 妻曰く、床下には断熱材を敷き詰めて、基礎断熱が施されたそうです。
 見てみたかった!!

<床下材(2017/02/23)>

 床下材には、国産の木材が使用されたものであることがわかります。

<右は手前から玄関ホール、階段・左は奥から洋式トイレ、洗面、男性トイレ、SICです>

 床下が完成したのはLDKだけで、トイレ、玄関ホール、洗面所、SIC(シューズインクローゼット)はまだ貼られていませんでした。
 綺麗に水道管が敷かれているのが見えます。


 翌24日(金)夜、

<木材が搬入されている現場(2017/02/24)>

 更にたくさんの木材がスラブ上に置かれてカバーされていました。
 昨日はまだだった、西側水回り等の床下ができあがっていました。

 この日は夜に少しだけ現場を観察して帰宅しましたが、家に帰ると家族全員が風呂場で何やら作業をしていました。



<新品の輝きを放つ5円玉(2017/02/24)>

 上棟式の餅撒きで撒く、5円玉を丹念に全員で磨いていました。
 妻が採用した、「クエン酸に浸す+クレンザーで擦る」を黙々とやると、まるで新品の輝きを取り戻しました。

 合計100枚。

 いい加減、指が疲れてきたので我が家はここでギブアップ。
 最後まで根気強く手伝ってくれたのは、さすが女の子、二番目の長女でした。

 50円玉は磨きなしで配ることにしました。


 上棟式前日の25日土曜日

 午前中は子供の宿題やら、翌日必要な手配やものを妻と話し合い、昼から上棟式で配布する菓子等を買いに行きました。

 色々と準備を終えて、帰りに現場に寄って見ると……。


 何と言うことでしょう!?



<建物建造開始!(2017/02/25)>

 既に建物が建ち始めているではありませんか!?


 既に3階まで木材が組まれていて、想定外の事態に心が躍りました。

<南側へ回る一行(2017/02/25)

 家族皆でワクワクと正面の南側に向かいます。
 因みに南面道路はクレーンが塞ぐため、警察に申請して通行止めとなっていました。
 歩行者を誘導する警備員2名が優しく歩行者を誘導していました。


<2階まで組み終わった木材(2017/02/25)>

 丁度2階の骨組みを組み終えて休憩に入るところでした。


 一旦大工さん達が休憩に入ったので、その間に許可を得て建物内に入らせていただきました。

<LDK南側より北を望む(2017/02/25)>

 LDKは広々としていました。
 この奥に対面式のキッチンが来る予定です。

<LDK北側を望む(2017/02/25)>

 リビングと窓、その向こうにはウッドデッキが来る予定です。
 お墓が絶景ですが、ウッドデッキが壁に囲まれるため、完成したらお墓は見えなくなります。

<LDK北東方向を望む(2017/02/25)>

 リビング左側は一段上がった畳部屋ができる予定です。

<南ウッドデッキからLDK方面>

 上に突き出た木材は幅180cmの広いベランダ部分です。
 木材がなかなかの迫力です。

<3階骨組み組み立て開始(2017/02/25)>

 総勢9名の大工さん達がクレーンで上がってきた木材を次々組んでいき、あっという間に3階がほぼ完成しました。

<3階骨組み完了!(2017/02/25)>

 ここまで組み終わったところで大工さん達は撤収開始し、引き上げていきました。



 基礎完成から木造建築と激動の一週間でした!

 私はこの後、泊まり込みの仕事へ向かいました。
 朝方仕事が終わったら翌日、上棟式を執り行います!