大工さんにとっては、仕事の質が数値化されるということで、気が気ではない検査だそうです。。。
しかし、土地探しの段階から気密値の大事さを家づくりの基準としていた私にとっては楽しみな日でした。
まず現場に到着すると、担当の女性の方がでっかい換気扇を横滑り窓に設置されていました。
<気密測定器・断面・2017/03/25>
三脚に支えられながらなかなかの迫力です。
<気密測定器・横面・2017/03/25>
べたっと壁に取り付けられています。
その姿は城壁に取り付けられた大砲のよう。。。
<気密測定器・本体・2017/03/25>
実際の測定器はアタッシュケースに入っており、換気扇とコードで接続されています。
これをいじって測定するようです。
<気密測定器・画面・2017/03/25>
操作画面ですが、初期画面です……。
そして、何となしに気密測定がスタートしました。
ファンが回り始めると、皆で手分けして空気の漏れがありそうなところを探します。
探し方は、他の方々のブログにもありましたが、家の中にいる人の「感覚」です。
これがまた意外とわかるもので。
この日は外が寒かったので、空気がもれてくるところは、少し寒いんですね。
それと密閉された家の中で、空気漏れがあるところは何となく風を感じます。
そういったとこから重点的に壁に手を近づけて探していくと見つかります。
パネルと木の隙間、サッシの周り、ドア周り等。
今回我が家は、
<引き戸>
引き戸や玄関扉のサッシ外縁。
<横滑り窓>
横滑り窓や引き違い窓のサッシ外縁。
主にこういったところからスー−スーーーと空気がもれてきていました。
あとは1階。
鉄骨にSWを貼るのは初めて、という大工さんの話だったのですが、鉄骨とSWパネルの間、鉄骨と木材の間、更には鉄板の重なった部分からも空気の漏れがありました。
そういった隙間を一つ一つ発泡ウレタンやテープで潰していくと、検査中も寒い感じが段々と無くなっていくのを体感することができました。
<測定器を操りながら大まかな指示を出す担当者さん>
そうこうしていくうちに、計10回は測定したそうです。
1回目の測定値はC=0.79
最後の測定値がC=0.59
これが最終値となりました。
<最終結果記録用紙>
我が家の気密検査。
なかなか楽しい体験でした!
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